この記事では、「シュウウエムラ クレンジングオイルのアルティム8∞とブランクロマ ライト&ポリッシュの違い」について、わかりやすくご紹介します。
どちらも人気の高いクレンジングオイルですが、実は狙っている肌の仕上がりや成分、テクスチャーが全く違います。
なんとなく選ぶのではなく、自分にぴったりの1本を見つけるために、それぞれの特徴をやさしく丁寧に比較していきます。
- アルティム8∞とブランクロマの違いと特徴
- それぞれの成分と仕上がりの印象
- 肌悩みに応じた選び方のヒント
アルティム8∞とブランクロマの違いは仕上がり感と肌悩みのターゲット
どちらもシュウウエムラを代表するクレンジングオイルですが、それぞれが目指している肌のゴールが違います。
まずはその違いを、感覚に近い言葉で捉えてみましょう。
アルティム8∞：ふっくら潤い肌を目指したいならこちら
アルティム8∞は、まるで“オイルの美容液”みたいな存在です。
13種類もの植物オイルが贅沢に配合されていて、洗い上がりの肌はふわっとやわらかく整います。
特に、ツバキ種子油やホホバオイルなど、昔から肌に寄り添ってきた成分が多く、表面的なうるおいだけでなく、肌そのものの印象までまろやかに変えてくれる感じがあります。
「整う」というより「ととのえてくれる」という言い方がぴったりくるような、そんな包容力を感じます。
ブランクロマ：透明感を引き出したいならこの1本
一方で、ブランクロマはまるで“肌のポリッシュ”という印象です。
備長炭やビルベリーエキス、ブラックティーファーメントといった、どこかシャープな印象の成分が揃っていて、肌表面の「にごり」をすっと磨きあげてくれるような感触です。
透明感がテーマになっているからか、光を受けてパッと明るくなるような仕上がりが目指せます。
肌を洗う、というより、ひとつひとつの毛穴に明かりを灯すような…そんなクレンジングです。
成分とテクノロジーから見る2つのクレンジングオイルの個性
見た目は似ていても、内側に宿る「意図」が異なるふたつのオイル。
使われている成分や、組み立てられた技術の違いに目を向けると、それぞれの“哲学”が見えてきます。
アルティム8∞は13種類の植物オイルで潤い重視
アルティム8∞の芯にあるのは、「うるおいで満たす」という発想です。
整肌成分として配合されているツバキ花エキスや、肌を包み込むようなホホバオイルなど、どれも肌のキメを柔らかくしてくれるような存在感があります。
ナノミセル技術で毛穴の奥まで入り込み、メイクや汚れを包み込んでオフしてくれるので、こすらず、しっとりと落とせます。
成分そのもののやさしさが、手をかけるクレンジングではなく、手を添えるだけで済む感覚に繋がっています。
ブランクロマは備長炭とビルベリーでくすみケアに特化
ブランクロマの個性は、なんといってもその「磨く力」にあります。
備長炭の吸着力は、毛穴の奥に詰まった汚れまでしっかり絡め取ってくれる印象で、特に肌の“にごり”や“くすみ”が気になるときに力を発揮してくれます。
ビルベリー果実エキスも配合されていて、古い角質をやさしくオフする働きもあるため、肌表面が一段なめらかになるような感覚があります。
香りもどこか凛としていて、朝の洗顔に使うとスッと気持ちが切り替わるという感想もあるようです。
テクスチャーと使用感の違いをチェック
手に取ったとき、顔になじませたとき、水で流したとき。
それぞれのタイミングで感じるテクスチャーの違いにも、それぞれの世界観が宿っています。
アルティム8∞は濃密でしっとり、肌を包み込むような使用感
アルティム8∞は、どこか“とろみ”を感じるオイルです。
なじませた瞬間に肌が包まれるような感覚があり、それが洗い流したあとも続いていくような印象です。
その濃密さがあるからこそ、洗いすぎることなく肌にしっかり残るものがあるという安心感につながります。
スキンケア前の肌が、すでに整っている感覚を得られるのも、このテクスチャーの特徴です。
ブランクロマはさっぱり軽やか、洗い上がりスッキリ派におすすめ
一方のブランクロマは、さらっとした質感で、肌の上に長く残らずさっと流れていく軽やかさがあります。
洗い上がりはすっきり、だけど突っ張らないという声もあり、さっぱりタイプの中ではバランスのとれた仕上がりです。
朝の洗顔に使うと肌が明るく感じられ、メイク前の土台として整っている感じがするといった感想も見受けられました。
クリアで凛とした肌を目指す方には、こちらの軽やかさがフィットすると思います。
こんな人にはこのクレンジングオイルがおすすめ！
それぞれのクレンジングオイルの特徴を見てきたところで、ここではどんな人に合うのか、もう少し具体的に考えてみます。
肌悩みや、クレンジングに求める心地よさに合わせて、ぴったりの1本を見つけるヒントになればうれしいです。
アルティム8∞がおすすめなのは、乾燥やエイジングサインが気になる人
肌がどことなく硬く感じたり、夕方になるとつっぱるような感覚があるなら、アルティム8∞が合うかもしれません。
クレンジングしながら肌をいたわるような感触があり、「落とす」以上に「整える」印象を受けます。
まるで、お気に入りのカシミヤをまとったようなやわらかさを、肌が思い出すような時間になるんです。
うるおいを芯から届けてくれるような包み込む感覚に、なんだかホッとするような気持ちになれます。
- 季節の変わり目に肌が揺らぎやすい
- 化粧水の入りが悪くなったと感じる
- 洗顔後すぐに保湿したくなる
ブランクロマがおすすめなのは、毛穴やくすみが気になる人
朝鏡を見るたびに「なんだか顔色がどんよりしてる…」と感じたことがあるなら、ブランクロマがいいかもしれません。
肌の余分なものをきれいに磨き上げるような感覚があって、洗い流した後にスッと透明感が戻るように感じることがあります。
まるで、曇ったガラスをひと拭きしたときのような、そんな爽快感があるんです。
オイルなのに重くなくて、洗った後の肌が“呼吸してる”ように感じられるのも、好きなポイントです。
- ファンデのノリが悪いと感じる日が多い
- 毛穴の黒ずみが気になってきた
- 肌の明るさを取り戻したい
まとめ
どちらのクレンジングオイルにも、それぞれの世界観と哲学が詰まっています。
アルティム8∞は、潤いで満たされたやわらかい肌を求める人に。
ブランクロマは、澄みわたるような透明感を追い求める人に。
肌の声に耳をすませるようにして、自分に響く1本を選んでみると、クレンジングの時間が少しだけ豊かなものになるかもしれません。
